
ゴーヤーチャンプルー
苦味がクセになる沖縄の定番炒め物。 ゴーヤーを島豆腐・ポーク缶・卵と一緒に強火で炒め合わせ、かつお節をたっぷりかけて仕上げる。 「チャンプルー」は沖縄の方言で「ごちゃまぜ」の意味。 島の太陽が育てた苦味と、島豆腐の素朴な旨味が生む一体感は、沖縄の家庭の味そのもの。
もつ鍋
戦後の博多で炭鉱労働者のスタミナ食として広まり、1990年代に全国ブームを巻き起こした博多の名物鍋。 ぷるぷるの牛もつをにんにくと唐辛子が効いた醤油スープでニラ・キャベツとともに煮込む。 コラーゲンたっぷりでヘルシーなのも人気の理由で、〆にちゃんぽん麺を入れるのが博多流。 もつから溶け出した旨味を最後の一滴まで楽しむ。
黒豚しゃぶしゃぶ
鹿児島が誇るブランド豚「かごしま黒豚」を、昆布だしでさっとしゃぶしゃぶにして食べる贅沢な一品。 イギリスから導入されたバークシャー種を400年以上かけて改良した黒豚は、きめ細かい肉質と甘みのある脂が特徴。 薄切りの肉がだしの中でふわりと花開く瞬間を、ポン酢やごまダレでいただく。
からいもごはん
鹿児島県産さつまいもを白米と一緒に炊き込んだ郷土料理。 みりんと白だしでやさしく味をつけ、仕上げに黒ごまをちらす。 炊飯器ひとつで完成するシンプルさと、ほっくりとした甘みが特徴。
ゴーヤーチャンプルー
「チャンプルー」は沖縄の方言で「ごちゃまぜ」の意味。 ゴーヤーの独特の苦味に島豆腐・卵・豚肉の旨味が絡む、沖縄の長寿食文化を代表する炒め物。 ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくく、夏バテ防止の知恵でもある。 沖縄ではポーク缶(スパム)を使うのが日常で、かつお節をたっぷりかけて食べるのが島の流儀。
博多ラーメン
白濁した豚骨スープに極細のストレート麺を合わせた、全国にその名を轟かせる博多の一杯。 麺の硬さを「バリカタ」「ハリガネ」と注文するスタイルや、替え玉の文化は博多が発祥。 中洲の屋台で食べる一杯から、天神のラーメン店まで、博多の夜を彩るソウルフード。
トルコライス
ピラフ・スパゲティ・とんかつを一皿に盛り合わせた、長崎発祥の大人のお子様ランチ。 昭和の洋食文化が凝縮されたこの一皿は、長崎の喫茶店や洋食店で愛され続けている。 名前の由来には「トルコが東西文化の架け橋だから」など諸説あるが、和洋中が混ざり合う長崎らしい自由な発想が生んだご当地メニュー。
チキン南蛮
1965年頃に延岡市の洋食店で考案された、揚げた鶏肉を甘酢にくぐらせてタルタルソースをかける宮崎の名物。 発祥店「直ちゃん」は甘酢漬けのみ、「おぐら」がタルタル付きを広めたとされ、両スタイルとも本場の味。 甘酸っぱいタレの刺激とタルタルの濃厚さの対比が食欲をかき立て、ごはんが何杯でも進む。
シシリアンライス
ごはんの上に甘辛く炒めた肉と新鮮な生野菜を盛り、マヨネーズをかけた佐賀市生まれのご当地グルメ。 1975年頃に喫茶店のメニューとして誕生し、温かい肉と冷たいサラダの温度差が生む独特の味わいが佐賀の市民に愛されてきた。 シチリア島の太陽のイメージから名付けられたという説があり、佐賀市内では30店以上がそれぞれのアレンジで提供している。
佐賀牛ステーキ
全国有数のブランド牛「佐賀牛」を厚切りステーキで豪快に味わう一品。 きめ細かなサシが入った柔らかい赤身は、シンプルに塩とこしょうで焼くだけで甘い脂の旨味が口いっぱいに広がる。 佐賀の温暖な気候と清らかな水で育てられた牛肉の実力を、最もストレートに堪能できる食べ方。
関アジのたたき
豊後水道の急流で鍛えられた「関アジ」を、皮目だけ軽く炙ってたたきにする大分の贅沢な一品。 身の締まりと脂のりのバランスが絶妙なブランドアジは、一般のアジとは別格の味わい。 ポン酢とねぎ、もみじおろしでさっぱりといただけば、豊後水道の恵みを余すところなく堪能できる。
長崎ちゃんぽん
明治32年、中華料理店「四海樓」の初代が中国人留学生のために安くて栄養のある一品を考案したのが始まり。 豚肉・えび・いか・野菜をラードで炒めて太い麺と白濁スープで煮込む、具だくさんの一杯は福建料理がルーツ。 長崎のちゃんぽんは麺をスープで直接煮込むため、麺にスープの旨味がしっかり染み込むのが特徴。
宮崎牛焼肉
内閣総理大臣賞を幾度も受賞した日本屈指のブランド牛「宮崎牛」を、シンプルな焼肉で味わう贅沢。 きめ細やかな霜降りと、赤身の濃い旨味が特徴で、塩だけで食べてもその力強さが伝わる。 温暖な宮崎の風土と丹精込めた飼育が生んだ味わいは、一度食べれば忘れられない。
鶏飯(けいはん)
奄美大島で400年以上の歴史があるとされる、島の最高のおもてなし料理。 ほぐした鶏肉・錦糸卵・しいたけ・たくあん・のりを彩りよくごはんに並べ、透き通った熱々の鶏だしをたっぷり注いでかき込む。 もとは薩摩藩の役人をもてなすために考案されたともいわれ、さらさらと喉を通る上品な味わいの中に、島の人々の真心が込められている。
太平燕(タイピーエン)
熊本の学校給食にも登場するほど地元に根付いた中華風スープ料理。 春雨を麺代わりにし、えび・豚肉・白菜などの具と揚げ卵を浮かべた、ヘルシーで彩り豊かな一杯。 福建省の伝統料理を明治時代に渡来した中国人が春雨にアレンジしたのが始まりで、他県ではほぼ出会えない熊本独自のご当地メニュー。
熊本ラーメン
豚骨をベースに鶏ガラを加えたまろやかなスープに、焦がしにんにくの「マー油」を浮かべた熊本独自のラーメン。 博多ラーメンより太めの中太ストレート麺で、スープはこってりしつつも後味はすっきり。 マー油の香ばしさが食欲をそそり、一口すすれば熊本の街の活気が伝わってくるような力強い一杯。
とり天
唐揚げではなく天ぷら——にんにくとしょうがで下味をつけた鶏肉にふわっとした天ぷら衣をまとわせて揚げる、大分県民のソウルフード。 昭和初期に別府の中華料理店「東洋軒」で考案されたとされる。 ポン酢にカボスを搾り、からし醤油を添えて食べるのが大分流。 県内の定食屋では唐揚げと並ぶ定番メニューとして、どちらを選ぶかが大分っ子の個性を映す。
沖縄そば
小麦粉で作るストレートの太麺を、豚骨とかつおだしの澄んだスープで食べる沖縄独自の麺料理。 「そば」と名乗るがそば粉は使わない。 とろとろに煮込んだ三枚肉またはソーキ(スペアリブ)をのせ、紅しょうがとコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)を添えるのが沖縄流。 島の食堂で日常的に食べられている、沖縄のソウルフード。
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