アルプスと三河湾

山海と港のあいだ

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中部

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このエリアのレシピ

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タレカツ丼(新潟県)の写真
甘辛醤油くぐらせ 熱々ご飯にのせて

新潟県主食

タレカツ丼

20分
金沢カレー(石川県)の写真
ドロ濃ルーカツに フォークすくい食べ

石川県主食

金沢カレー

45分
味噌カツ(愛知県)の写真
八丁味噌甘辛だれ 衣まで味が染みる

愛知県主菜

味噌カツ

45分
越前おろしそば(福井県)の写真
大根おろし爽やか 冷たいつゆひと口

福井県主食

越前おろしそば

10分
飛騨牛の焼肉(岐阜県)の写真
霜降りとろける甘み 炭火で香ばしく焼く

岐阜県主菜

飛騨牛の焼肉

10分
治部煮(石川県)の写真
金沢の台前で炊く うまみぎゅと閉じる

石川県主菜

治部煮

20分
ほうとう(山梨県)の写真
打粉のまま煮込む かぼちゃとろみ汁

山梨県主食

ほうとう

40分
ソースカツ丼(福井県)の写真
ウスターしみこむ衣 キャベ千切りシャキ

福井県主食

ソースカツ丼

20分
味噌煮込みうどん(愛知県)の写真
味噌鍋で麺ぐつぐつ 硬うち麺吸い込む

愛知県主食

味噌煮込みうどん

20分
鶏ちゃん(岐阜県)の写真
味噌漬け鶏キャベツ 鉄板でじゅわっと

岐阜県主菜

鶏ちゃん

15分
静岡おでん(静岡県)の写真
牛すじだし染みこみ 青のりきらめく串

静岡県主菜

静岡おでん

20分
ぶり大根(富山県)の写真
脂の乗った身が 大根にしみこんで

富山県主菜

ぶり大根

20分
富士宮やきそば(静岡県)の写真
蒸し麺の強いこし 肉かす香るだし粉

静岡県主食

富士宮やきそば

30分
おやき(野沢菜)(長野県)の写真
山のそば粉香る皮 熱々ほくほく中身

長野県主食

おやき(野沢菜)

30分
浜松餃子(静岡県)の写真
蒸し焼きで皮もちっ もやしシャキッと

静岡県主菜

浜松餃子

35分

中部の特徴

日本海側の蟹とブリ、太平洋側の魚介、内陸の山菜とそば、愛知の味噌文化——「中部」ひと言で語れるほど単純ではありません。県をまたいで食材が旅をするように移動した歴史も、料理の層を厚くしています。

主なポイント

港と山地のコントラスト

富山・石川・福井の日本海、静岡・愛知の太平洋。同じ中部でも魚の種類と調理法の好みが変わります。

高地のそばと漬物

長野・山梨・岐阜の山沿いでは、寒暖差を活かした乾物・漬物・麺類が生活に根ざしています。

味噌と醤油の文化圏

八丁味噌をはじめ、濃い味噌汁や煮込みが定番の地域と、淡麗なだしが好まれる地域が隣り合います。

このエリアの味わい

日本海の魚味噌そば・麺山菜茶・柑橘えび・海老料理

「通り道」だった土地の食文化

中山道や東海道、北前船の文化など、人と物が交差した土地にレシピが堆積します。同じ汁物でも味噌の色が違う、同じ魚でも切り方が違う——そんな差分を楽しむのが中部エリアの旅の醍醐味です。

四季が強いほど、保存と工夫が光る

雪国から温暖な太平洋岸まで幅があるため、「旬をどう残すか」の知恵が料理に現れます。干物、漬物、味噌漬け、炊き込み——レシピを眺めるだけでも季節の移ろいを感じられます。

豊かな水と雪解けが良質な米作を支え、発酵食品と保存技術を組み合わせる食文化が厚みを持つ。

急深な富山湾の漁場と立山の水系に支えられ、鮮度重視と昆布利用が食習慣に深く根づいている。

加賀百万石の食作法と日本海の幸が結びつき、季節感と器使いを重んじる食文化が継承される。

豊かな水産資源と米作地帯の基盤の上に、保存と発酵を生かした堅実な食習慣が暮らしを支える。

盆地気候の果樹栽培と甲州街道の往来が育てた、保存性と実用性を重視する食文化が根づいている。

高冷地農業と冬季保存の知恵が融合し、発酵・乾燥・漬け込みを生かす山国の食習慣が受け継がれる。

飛騨と美濃の地形差が食材と技法を分け、川魚利用や保存食を軸にした地域食文化が多層的に続く。

温暖な気候と茶・水産・園芸の産地性が重なり、素材の香りと鮮度を生かす食習慣が定着している。

醸造業の発展が豆みそやたまりを育て、濃厚なうま味を軸にした独自の調味文化が日常に浸透する。