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中国

鳥取 · 島根 · 岡山 · 広島 · 山口

山陰の日本海と、山陽・瀬戸内の魚介。ふぐから小魚の干物まで。

日本海側は蟹や白身魚の名所、瀬戸内は小魚・海藻・柑橘の宝庫。山に入ればそばと山の幸——海から山まで距離が短く、地方ごとに「酸っぱさ」や「醤油のキレ」が違うのも読みどころです。

旅のひとコマ

山陰の魚と蟹

鍋・蒸し・焼きのバリエーションが旅の主役になりやすい日本海側の味わい。

瀬戸内の島時間

小魚の干物、海藻、柑橘——爽やかな香りのレシピが豊富です。

山陽のだしと醤油

岡山・広島・山口では、だしの取り方と醤油のキレに地域差が楽しめます。

このエリアの味わい

小魚・干物柑橘醤油・だし山の芋・根菜ふぐ・海の幸そば

「酸っぱさ」が旅のサイン

酢の物や柑橘を効かせた料理は、暑さと湿度、保存の知恵が現れたサイン。さっぱりしたい日の候補が豊富です。

山陰と山陽、海の顔が違う

日本海と瀬戸内では魚の種類も調理の好みも変わります。県をまたいで検索すると地図が浮かび上がります。

このページの使い方

人気レシピから入り、都道府県チップで絞り込み。条件検索と組み合わせると献立の幅が広がります。

山陰山陽のだしで、今日の献立を。

このエリアのレシピ

閲覧数の多い順

いただき

鳥取県所要60分0難易度

大きな油揚げに生米と野菜を詰めて甘辛いだしで炊き上げる、鳥取県西部の弓ヶ浜地方に伝わる家庭料理。 炊き上がると生米が膨らんで油揚げがパンパンになり、だしの旨味を吸い込んだ炊き込みごはんが中に出来上がる。 「いただき」は「もらいもの」の意味で、隣家から油揚げをもらって作ったのが始まりとも言われる。

出雲そば(割子そば)

島根県所要20分0難易度

日本三大そばのひとつに数えられる出雲のそばは、殻ごと挽くため色が黒く香りが強い。 丸い漆器「割子」に盛り、つゆを直接回しかけて食べるスタイルは出雲独自のもの。 3段の割子で供され、上の器に残ったつゆを下の器にかけ流しながら食べ進めるのが粋な作法。 出雲大社の参拝者たちに親しまれ、門前に今もそば屋が軒を連ねる。

ままかり寿司

岡山県所要60分0難易度

「隣の家からまま(ごはん)を借りに行くほど美味い」が名前の由来という、岡山の瀬戸内を代表する郷土寿司。 ままかり(サッパ)という小魚を酢じめにして酢飯にのせた素朴な一口寿司だが、酢の酸味と小魚の旨味が絶妙に調和する。 岡山以外ではなかなか出会えない魚であり、瀬戸内を旅する理由になる一品。

広島風お好み焼き

広島県所要35分0難易度

薄い生地・山盛りのキャベツ・豚肉・焼きそば・卵を重ねて焼く、広島のソウルフード。 大阪のお好み焼きとは製法がまったく異なり、具材を混ぜずに層にして蒸し焼きにするのが広島流。 戦後の屋台文化から生まれ、キャベツをたっぷり使うのは食材が乏しかった時代の名残ともいわれる。 ヘラで鉄板から直接食べるのが通の流儀。

瓦そば

山口県所要30分0難易度

熱した瓦の上で茶そばをカリッと焼き、錦糸卵・甘辛い牛肉・レモン・もみじおろしを彩りよく盛り付ける下関発祥の名物。 西南戦争で薩摩軍の兵士が瓦の上で野草を焼いて食べたという逸話にヒントを得て1961年に考案された。 パリパリに焼けた麺と柔らかい具材の食感の対比が楽しく、温かいつけ汁につけながら食べ進める。

デミカツ丼

岡山県所要35分0難易度

サクサクに揚げたとんかつにデミグラスソースをたっぷりかける、岡山独自のカツ丼。 卵でとじる東京式でもソースをかける福井式でもない、洋食文化の影響を受けた岡山ならではのスタイル。 コクのあるデミグラスと揚げたての衣の取り合わせは、一度食べるとやみつきになる岡山っ子のソウルフード。

あご出汁うどん

島根県所要45分0難易度

トビウオを「あご」と呼ぶ島根で、焼きあごから引いた上品で深みのあるだしでうどんを食べる一杯。 あごだしは雑味が少なく澄んだ旨味が特徴で、一口すすればだしの奥行きに驚かされる。 日本海の恵みを凝縮したこの出汁文化は、島根を旅してこそ出会える味わい。

尾道ラーメン

広島県所要25分0難易度

瀬戸内の小魚からとっただしと鶏ガラスープに背脂のミンチを浮かべた、尾道独自の醤油ラーメン。 表面にきらきら光る背脂が見た目よりもあっさりとした味わいを生み、平打ちの中細麺にからむ。 坂の町・尾道の路地裏に点在するラーメン店を巡る「尾道ラーメン食べ歩き」は、この港町を旅する楽しみのひとつ。

ふぐ鍋

山口県所要50分0難易度

下関では「ふく」と呼ぶ縁起のよい高級魚を、昆布だしの鍋で味わう山口の冬の贅沢。 透き通るほど薄く引いたふぐの身をさっとだしにくぐらせ、ポン酢ともみじおろしで食べる。 淡白ながら噛むほどに甘みが広がる上品な味わいは、明治時代に伊藤博文が下関で解禁したという逸話とともに語り継がれている。

牛骨ラーメン

鳥取県所要30分0難易度

牛骨でだしを取るという全国的にも珍しいスタイルのラーメンで、鳥取県中西部の日常食として親しまれている。 牛骨の旨味がじんわりと溶け出した澄んだスープは、豚骨ほどこってりせず、あっさりとしながらも深いコクがある。 昭和20年代から地元の食堂で提供され続けてきた、鳥取の隠れた名物。