地域ガイド

四国

徳島 · 香川 · 愛媛 · 高知

うどんと柑橘、瀬戸内の小魚。コンパクトな島に食の層が詰まる。

含まれる都道府県

香川のうどん文化に代表されるように、四国は麺とだしの違いを楽しめるエリアです。瀬戸内の小魚・海藻・柑橘、高知の土佐料理の力強さ——四県それぞれに顔があります。

旅のひとコマ

うどんと麺文化

香川を中心に、だしとトッピングの違いを比べるのが楽しいです。

瀬戸内の小魚と海藻

島暮らし由来のレシピは、都市の食卓に爽やかな隙間をつくります。

太平洋側の力強さ

高知など、山と海に近い土地の郷土料理は個性が光ります。

このエリアの味わい

うどん・麺小魚・干物柑橘醤油・だし山の幸芋・根菜

四国だけの食のルート

中国地方と食材の行き来はありつつ、四県それぞれに祭礼食や家庭料理の系譜があります。

旅の計画に

周遊しやすいサイズ感なので、レシピから逆算して食べ歩きルートを立てるのにも向いています。

このページの使い方

人気レシピで一品決めたら、都道府県チップで「地元名+キーワード」を深掘りしてください。

四国のうどん帯を、一皿ずつ。

このエリアのレシピ

閲覧数の多い順

今治焼豚玉子飯

愛媛県所要40分0難易度

甘辛いタレで照り焼きにしたチャーシューと、半熟の目玉焼きを熱々のごはんにのせた今治のB級グルメ。 もとは中華料理店のまかない飯から生まれ、今治市内の食堂や中華料理店で広く提供されている。 とろりとした黄身を崩してタレの染みたごはんと絡める瞬間が、この一皿の真骨頂。

じゃこ天

愛媛県所要35分0難易度

宇和海で獲れた小魚「ほたるじゃこ」を骨ごとすり身にして薄く伸ばし、油でカラッと揚げた愛媛・南予地方の伝統的な練り物。 魚の旨味と骨のカリッとした食感がそのまま活きた素朴な味わいで、そのまま食べても、大根おろしと醤油を添えても、うどんにのせても美味しい。 宇和島の港町が生んだ、庶民の日常食。

たらいうどん

徳島県所要20分0難易度

大きなたらいに盛った太めのうどんを、すだちを搾った温かいつけだしで食べる徳島・土成地方の郷土麺。 夏の川遊びの後に大勢でたらいを囲んで食べた風習が起源とされる。 本来は「じんぞく」という川魚のだしを使う独自の風味が特徴だが、現在はかつおだしが一般的。 すだちの爽やかな酸味が徳島らしいアクセントを添える。

讃岐うどん(かけ)

香川県所要20分0難易度

人口あたりのうどん消費量日本一、800軒以上のうどん店がひしめく「うどん県」の誇り。 いりこだしの澄んだかけ汁に、コシの強い太めの麺が泳ぐ一杯は、シンプルだからこそ素材と技術の差が出る。 天ぷらやおにぎりをセルフで取る独自のスタイルや、朝からうどんを食べる文化も含めて、香川を旅する醍醐味そのもの。

宇和島鯛めし

愛媛県所要15分0難易度

愛媛には松山の「炊き込み式」と宇和島の「刺身式」、2つの鯛めしがある。 宇和島式は、新鮮な鯛の刺身を卵黄入りのだし醤油に漬け、薬味とともに熱々のごはんにかけてかき込む漁師発祥の贅沢な一膳。 日振島の海賊が船上でだし醤油を使って食べた「海賊めし」が起源とも伝わる、宇和海の恵みを丸ごと味わう一品。

カツオのたたき

高知県所要20分0難易度

春の「初鰹」と秋の「戻り鰹」で年に二度旬が訪れる、土佐を象徴する豪快な一皿。 藁火で一瞬のうちに表面を炙り、すぐに氷水で冷やすことで、外は香ばしく中は鮮やかな赤身のままに仕上げる。 にんにくスライス・みょうが・大葉などの薬味をこれでもかと盛り、ポン酢をたっぷり回しかける。 地元では塩だけで食べる「塩たたき」も人気。

そば米雑炊

徳島県所要35分0難易度

そばの実を米のように炊いて、鶏肉や野菜とともにだしで煮込む徳島の素朴な郷土料理。 平家の落人が祖谷の山里に隠れ住んだ際、そばを栽培して主食にしたのが始まりとも伝わる。 プチプチとしたそば米の食感と、やさしいだしの味わいが体に染みる、山あいの暮らしから生まれた一品。

徳島ラーメン

徳島県所要30分0難易度

甘辛く煮込んだ豚バラ肉と生卵をのせる独特のスタイルが特徴の、徳島のご当地ラーメン。 スープは豚骨醤油ベースの「茶系」が代表格で、すき焼きのような甘辛さがクセになる。 ごはんと一緒に食べるのが徳島流で、ラーメンをおかずにする大胆な食文化もまた、この街の魅力。

いもたこ

香川県所要45分0難易度

讃岐の秋祭りに欠かせない、たこと里芋を甘辛い醤油だしでじっくり煮含めた香川の家庭料理。 たこの旨味が里芋にしっかり染み込み、ねっとりとした里芋の食感とたこの歯ごたえが好対照をなす。 瀬戸内の豊かな海と讃岐平野の実りが一つの鍋で出会う、秋の味覚。

醤油うどん

香川県所要15分0難易度

茹でたての讃岐うどんに醤油をひと回しかけるだけ——究極にシンプルな香川の食べ方。 だしも汁も使わず、麺そのものの小麦の風味とコシを味わうためのスタイルで、すだちやしょうがを添えるのが定番。 製麺所併設のセルフうどん店で、できたての麺にさっと醤油をかけて立ち食いするのが、うどん県の日常風景。

どろめ汁

高知県所要18分0難易度

どろめ(生しらすの一種・カタクチイワシの稚魚)を味噌汁の仕上げにさっと加える、高知の素朴な家庭料理。 どろめは鮮度が命で、水揚げされたその日にしか味わえない繊細な食材。 味噌汁の熱でほんのり火が通ったどろめのやさしい旨味は、土佐の海の恵みをそのまま椀に閉じ込めた味わい。

皿鉢料理(家庭版)

高知県所要55分0難易度

直径40cmを超える大皿にカツオのたたき・寿司・揚げ物・煮物などを豪快に盛り合わせる、高知のおもてなし料理。 宴席では何皿もの皿鉢が並び、客は好きなものを好きなだけ取り分けて食べる。 「おきゃく」と呼ばれる高知の宴会文化を象徴する大らかなスタイルで、酒好きの土佐人気質がそのまま料理に表れている。