
じゅわり弾む
魚の香りが立つ
愛媛県 · 南予地方
揚げたてを割ると、魚の香りと小さな弾力がじゅわっと広がります。白身魚すり身とあじで、南予の素朴なうまみを家の台所に近づけます。
人数で量が変わります
魚屋のすり身、または冷凍白身魚すり身
あじの水気を拭き、包丁で細かくたたく。
血合いの水気を取ると、魚の香りがすっきりする。
ボウルに白身魚すり身・あじ・塩を入れ、粘りが出るまで混ぜる。
生地が温まるとだれるため、手早く混ぜる。
みりん・卵白・片栗粉を加え、成形できる硬さに整える。
ゆるいときは片栗粉を小さじ1ずつ足す。
ラップに油を薄く塗り、生地を6等分して1cm厚の小判形にする。
厚くしすぎると中心まで火が入りにくい。
170度の油に入れ、返しながら両面を色よく揚げる。
表面が固まるまでは触りすぎない。
油をきり、しょうが・大根おろし・醤油を添える。
揚げたてのほか、軽く炙って香りを戻してもよい。
Journey
宇和海に面した南予では、朝の魚市場から台所まで、魚の香りが暮らしの近くにあります。じゃこ天は、そんな海辺の町で小魚を無駄なく味わう知恵として親しまれてきました。
宇和島や八幡浜では魚の加工が盛んで、すり身を揚げた天ぷらの文化が根づいています。皮や骨ごと入る素朴な一枚には、元和元年に宇和島藩へ蒲鉾職人が伝わったという話も重なります。
揚げたてをほおばると、魚のうまみと小さな弾力が口に残ります。南予の店先で出会う一枚を思いながら、家でも熱々の香りを迎えたくなる味です。
現地の逸品
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ふるさと納税
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