
長野県
信州ざるそば
高原の冷水で締めたそばに、濃いめのつけ汁をひと口。つるりとした喉越しと、そばの香りが口の中で立ち上がる、信州の定番夏の味です。
1つのレシピ
Background
信州ざるそばとは
この料理の背景と、土地での食べられ方
信州ざるそばのレシピ
作り方を選んで、キッチンへ。

長野県
高原の冷水で締めたそばに、濃いめのつけ汁をひと口。つるりとした喉越しと、そばの香りが口の中で立ち上がる、信州の定番夏の味です。
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この料理の背景と、土地での食べられ方
作り方を選んで、キッチンへ。
信州ざるそばは、長野県で最も身近なそばの食べ方のひとつです。そば粉40%以上を使った「信州そば」を茹で、面水と氷水で締め、濃いめのつけ汁に薬味を添えて食べます。長野といえばそばというほど、県内のそば屋数は全国一位。戸隠そば・開田そば・善光寺門前そばなど、名産地ごとに挽き方や盛り方が異なり、戸隠では小分けの「ぼっち盛り」、安曇野では本わさびが欠かせません。
そばの歴史は古く、冷涼な気候で米や小麦が育ちにくい山間部に、非常食として広まったと伝えられます。江戸時代にはそば切り発祥の地とも言われ、俳句集「風俗文選」(1706年)には信濃国からそば切りが全国に広がった記述があります。標高700m前後の霧が蕎麦をやさしく守り、「霧下そば」と呼ばれる戸隠そばは、日本三大そばの一角に数えられます。
食べ方も多彩で、ざる・もりのつけ汁型のほか、竹籠で温めながら食べる「とうじそば」、大根おろし汁と焼き味噌の「高遠そば」など、地域ごとのバリエーションが残ります。新そばは10月中旬から11月上旬に出回り、各地で「そばまつり」が開かれます。
家庭で本場の喉越しに近づけるなら、信州戸隠そばの乾麺と、安曇野産の本わさびを思い浮かべながら、冷水締めと濃いつゆのバランスを楽しんでみてください。