
北海道
石狩鍋
味噌だしに沈むぶつ切りの鮭とたっぷりの根菜が、冬の食卓をぐつぐつと温めてくれます。昆布の旨みと味噌のコク、仕上げの山椒の香りが、北の寒さをじんわりほぐす一杯です。
1つのレシピ
Background
石狩鍋とは
この料理の背景と、土地での食べられ方
石狩鍋のレシピ
作り方を選んで、キッチンへ。

北海道
味噌だしに沈むぶつ切りの鮭とたっぷりの根菜が、冬の食卓をぐつぐつと温めてくれます。昆布の旨みと味噌のコク、仕上げの山椒の香りが、北の寒さをじんわりほぐす一杯です。
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この料理の背景と、土地での食べられ方
作り方を選んで、キッチンへ。
石狩鍋は、秋鮭が遡上する石狩川の河口で生まれたと伝わる、北海道を代表する鍋料理です。江戸時代から続くサケ漁の大漁を祝う席で、とれたてのぶつ切りやあらを味噌汁に入れて食べたのがはじまりとされます。昭和20年代には地びき網漁を見に来た観光客へのもてなしとして振る舞われ、全国的な名物へと広がりました。
「石狩鍋」という名前は、産卵のため川を遡るサケと石狩川に因みます。ぶつ切りの身とあらを昆布だしに野菜とともに煮込み、合わせ味噌で味をととのめ、最後に粉山椒を振るのが本場の流れです。野菜は白菜や長ねぎ、ごぼう、しいたけなど家庭ごとに異なり、いくらを散らしたりバターを溶かしたりする贅沢な食べ方も根強く残っています。
塩鮭を使った「三平汁」と混同されやすいですが、石狩鍋は塩引きしない生の秋鮭を使う点が大きな違いです。石狩市では「石狩鍋復活プロジェクト」や「あき味の会」による普及活動が続き、9月15日は石狩鍋記念日として定められています。
本場の深みに近づけたいなら、合わせ味噌に十勝産の大豆みそを使い、仕上げに石狩のいくらを散らすのが近道です。昆布だしの澄んだ汁に、北の海と畑の恵みが一度に集まる冬の一杯を、家庭の鍋でも味わえます。