
鹿児島県
からいもごはん(唐芋ご飯)
蓋を開けた瞬間、芋の甘い香りがふわりと立ち上がります。ほくほくの角切りが白米と絡む、塩ひとつまみの素朴な甘みを、秋の夕食にどうぞ。
1つのレシピ
Background
からいもごはん(唐芋ご飯)とは
この料理の背景と、土地での食べられ方
からいもごはん(唐芋ご飯)のレシピ
作り方を選んで、キッチンへ。

鹿児島県
蓋を開けた瞬間、芋の甘い香りがふわりと立ち上がります。ほくほくの角切りが白米と絡む、塩ひとつまみの素朴な甘みを、秋の夕食にどうぞ。
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この料理の背景と、土地での食べられ方
作り方を選んで、キッチンへ。
からいもごはんは、鹿児島の方言「からいも(唐芋)」=さつまいもを、白米と一緒に炊き込む素朴な郷土ごはんです。塩ひとつまみだけの味付けながら、芋の自然な甘みがごはん全体に染みわたり、副菜が少ない日の主食として、今も県内の家庭や学校給食で親しまれています。
さつまいもは1705年頃、山川の船乗り前田利右衛門が栽培を広めたと伝えられ、収穫量の多さから「孝行芋」とも呼ばれた時代がありました。鹿児島県は現在、さつまいもの生産量日本一。黒豚の飼料や芋焼酎の原料としても欠かせない食材で、からいもごはんはその恵みをいちばん手軽に味わえる一品です。
作り方は家庭によって、皮を残す・むく、もち米を混ぜる、黒ごまを振るなどの差があります。農林水産省のレシピは最小限の塩味ですが、JAの家庭向けレシピではみりんやだしを加える派もあります。いずれにしても「角切りの芋をのせて炊く」点は共通です。
本場の甘みを引き出すには、鹿児島産のしっとり系品種が近道です。指宿や鹿屋などで熟成された紅はるかは、角切りにしてもほくほくとした食感と強い甘みが残り、塩だけの素朴な炊き込みでも満足感が増します。収穫期の9〜11月は、掘りたてのからいもで試してみてください。